必要な書類や作成時のポイント
転職に必要な書類を準備しよう
転職活動を行う際、いくつか書類を準備しなければなりません。不備がないように書類を整えて提出すると採用担当者に好印象を与え、かつ選考をスムーズに進めることができます。以下に必要とされる書類と作成時のポイントについて詳しく説明するので参考にしてください。
「履歴書」
履歴書は自身の基本情報や学歴、職歴、保有資格などを簡潔にまとめたものです。採用担当者が応募者について最初に知る情報なので、丁寧に作成しましょう。連絡先の項目には日中に連絡が取れる電話番号とメールアドレスを記載してください。
特に迷いやすいのが志望動機ですが、志望動機には自分の経験がどのようにこの職場で活かせるのかを、応募先の特徴に合わせて具体的に記載すると好印象を与えられます。たとえば、「一般病院の外科病棟で5年間勤務し、術前・術後のケアを担当しました。これまでの経験を活かしてクリティカルケアに携わっていきたいと考えております。」と記載すると、アピールしたい部分を具体的かつ簡潔に伝えられます。志望動機はなるべくポジティブな表現でまとめるようにしてください。採用担当者に自信があることを伝えられます。さらに、「患者の満足度を10％向上させた」のように具体的な数字や成果を含めて記載すると、自身の実績についてより具体的に伝えることができます。
「職務経歴書」
職務経歴書は、履歴書でに書ききれない業務内容や実績を詳しく伝える書類です。これまでの職場での役割や成果を具体的に書くことで、スキルや経験を具体的にアピールできます。たとえば、「A病院（2018年4月～2023年3月）で術前・術後の看護を担当。静脈内投与、退院指導、心理的サポートなどを通じて平均入院日数の短縮に貢献しました。看護チームのリーダーとして後輩の指導も担当しました。」と記載すると、仕事内容や実績をわかりやすく伝えられます。
「看護師免許証のコピー」
資格を証明するために、看護師免許証のコピーも必要です。コピーは読みやすい状態のものを提出しましょう。ぼやけたり、汚れたりしないように気をつけてください。
「健康診断書（必要な場合）」
一部の医療機関では採用前に健康状態を確認しています。もし求められた場合は、転職活動の直近3ヶ月以内に受診した健康診断書を提出しましょう。
提出時の注意点
提出前に内容を見直し、誤字脱字がないか必ずチェックしてください。可能であれば第三者に確認してもらいましょう。
書類を提出したら終わり、ではありません。提出後のフォローアップも重要です。感謝のメールや確認の連絡をすると、応募先への関心の高さと誠実さを伝えることができます
